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ファシリテーターとしての立ち位置

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福岡市の税理士
山田陽介税理士事務所 Brush up Management 代表 山田陽介です。

私は、MAS監査を行う上での立ち位置は「ファシリテーター」だと考えます。
ファシリテーターとは、会議やミーティングの場において、中立的な立場で話しの流れの整理をしたり、意見の集約や相互の理解を深めるためのサポートをする人のことです。
つまり、私は、経営者の方々に対し、問題点を指摘・分析して対策案を示すコンサルタントでもなく、人材の能力開発をするコーチでもないわけです。

たとえば、税理士事務所の仕事というのは、基本的に「ティーチング」です。税金や経理の問題に対して、「こうしてください」と“教える”スタンスです。しかし、MAS監査で大切なのは、「答えのないものを一緒に考え、見つけ、近づけていく」ことだと考えます。

なぜなら、会社の経営問題には答えがありません。一ヶ月後には問題が全く違うものになる可能性だってあります。そこを経営者と一緒に考えていく。信頼をしていただける第三者として寄り添うことで、社内会議では出てこないような意見を引き出す―、私たちの役割はそこにあると考えます。

対話をすることによって、社長が抱えている課題や悩みを知り、問題意識を共有して共に悩み共に喜び合える関係を築くこと、私はそこを優先したいと考えます。
もちろん、その結果として必要となれば、コンサルティングやコーチングを行うことはあります。しかし、基本的には「ファシリテーター」であるべきだと考えます。

 残念ながら、MAS監査の重要性はまだまだ知られていません。
福岡の、日本の中小企業が元気に輝き続けていくためにも、MAS監査の認知を広めていきたい。
 MAS監査なら「山田陽介税理士事務所 Brush up Management 」と言われるように事務所一丸となって取り組みたいと思います。
 お客様が結果を出し、満足して頂くことを積み重ねていくこと!それをしっかりと実現させていきたいと思います。